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スロヴェニアのこと☆小さなコトから大きな事まで

イースターのたまご

 スロヴェニアの伝統的なイースターエッグです。

easter egg wooden2

これは、たまご型の木に伝統的な模様を描いたものです。
リュブリャナの市場でおみやげものとして売られていました。

でも、実際はイースターの時にはゆで卵に彩色します。
昔はきっと、こんな風に手の込んだ模様を彩色するのが一般的だったのでしょう。

easter_egg_2_convert_20160328002635.jpg

これは、昨年のイースターにピカポロンツァで作ったイースターエッグ。
現代では、こんなふうに単色に彩色してカラフルな卵にしたり、
イースターバニーなどのイラストをぺたっとはりつけて染めるキットが売られていたりします。
紅茶やたまねぎの皮で草木染みたいにしぶい色に染める人もいます。
その際に、自然の葉っぱをまきつけると、葉脈が美しく染め付けられます。

そんな風に手間ひまかけてこしらえたイースターエッグは
イースターの食卓に飾って、お祝いして、あとは少しずつ食べます。

日本のお盆のお供えと感覚がちょっと似ているのかなあ、と思いました。
永遠に残るものではないのに、意匠を凝らして、時間をかけて、美しいものを作り上げるという感覚。
芸術のための芸術ではなく、人生を充実させるため、自分の心を満たすための美術。
そして最終的にはおしげなく殻をわって中身を食べちゃう、この感覚が好きです。
この美学が、イースターエッグだけではなく、スロヴェニアの文化全体の底の方に静かに息づいているような気がするんですよね。
諸行無常、という言葉がふっとうかびました。
日本人とスロヴェニア人、やっぱりどこか価値観が似ているのではないかな、と思ったりしています。

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