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バイトの鼻歌

マスターの観察研究レポート No2

マスターの観察研究レポート No2 課題>恐れられる男

ピカポロンツァを含めレストランには
お客様以外にも店を訪れる人達がつきものである。
注文した食材を届けに来てくれる業者から、
お客様へ商品を配達してくれる運送屋まで、
ビジネス的な用件でやって来るのである。
ピカポロンツァにやってくるそんな人達に共通していることが
なぜかとてもおどおどしていることである。
 研究員(私)のさりげない状況調査によると
 彼等はなにかにビビっているように見られる。
 ピカポロンツァに存在し他者をビビらせるような可能性のある存在・・・
 マスターである。
 この仮定は超科学的計算、および判断から下された。
 ではなぜ彼等はマスターを恐れ、マスターは彼等から恐れられるのか。
 今回の研究ではその核心へとさらに課題を掘り下げてみようと思う。

 マスターは大きい。
 結論から述べればこの一文が原因だ。
 まずは体格。欧米的基準で見ればそうでもないのだが
 ピカポロンツァが店を構えているのは日本である。
 やはり身長だけでなく、腹、肩幅、腹、胸板、腹といった
 体のつくりの基準がXLサイズなのだ。
 そして顔。全てのパーツが大きめ仕様になっており、
 比較的ゴツいかんじの男らしい派手な顔面に
 頬から顎にかけてはえているヒゲは迫力がある。
 次に声。とにかく大きい。これが彼において一番大きな物であり、
 今回の研究課題の要因であると言っても過言ではない。
 
 そんなマスターがお客さんに恐れられることがないのは
 会話や笑顔、料理とまとめてのマスターだからだ。
 比較のための一例をあげると、
 マスターが調理の仕込みの真っ最中に宅急便が来たとする。
 手が離せない彼は2階のキッチンから対応しなければならなくなり
 大きな声をさらに張り上げて玄関にいる相手に聞こえるようにする。
 また段取り良く動作を運ぼうと指示などはなるべく短い言葉を使う。
 マスターからすると相手の立場にも立った合理的な行動なのだが
 これは配達のお兄さんからすると、誰も下に降りて来てくれず、
 頭上から聞こえる低音でなまりの入った大声で単語だけで命令される。
 ということになり、
 返事の声が小さくなったりどもってしまったりで
 これで余計に聞きずらくてイーッとなったマスターが
 さっきよりもっと大きな声を出す
 という悪循環が成り立ってしまうのである。

 この場をかりて一つの解決策となるように
 ピカポロンツァへ訪れることのある
 お兄さん達へ研究結果から言えることを伝えさせていただきたい。
 大きいことにビビる必要はない。
 クジラや像も大きいが穏やかな生き物である。
 マスターは大きく初心者には刺激が少々強くもあるが
 彼はなんといっても大きな男である。
 器も声に負けず大きいのだ。
 
 そんな大きなマスターは
 今日もあなたのお越しを待ちかまえて・・・いや
 お待ちしているようすである。
 
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