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ドベルダン!ピカポロンツァです

日本で唯一のスロヴェニア料理店≪ピカポロンツァ≫から、最新ニュースとメッセージ♪
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頑固オヤジのひとりごと

日本のお正月が・・・

明けましておめでとうございます!

お正月

お正月になると、
街中がクリスマスから一転して、和風のデザインで飾られ、
誰もかれもがおせち料理を食べる。
まるで、ここが日本であることを思い出したかのように、急に日本らしい雰囲気に包まれるのがおもしろいですね。

とはいえ、そんなお正月の風景も、
一昔前と比べると、随分変わりましたよね。

イゴールが来日したのは1978年の秋。
日本での初めてのお正月は1979年。
その当時は、お正月になるとどのお店もお休みになり、
食べるものを買うこともできず、随分戸惑ったそうです。

でも、街中が静かで神聖な空気に包まれて、
その独特の雰囲気に感動したそうです。

スロヴェニアでは、クリスマスが家族でお祝いするおごそかな時なのに対して、
新年は友達同士でパーティーをしてお祝いするにぎやかな時。

でも、日本はお正月が、家族で集まっておごそかに過ごす静かな時。
日本のお正月の静寂がすばらしいと思ったそうです。

「でも、その日本のすばらしいお正月が、少しずつ崩れて来ているなあ」と
ここ数年、お正月が来るたびにイゴールは言います。

お正月

コンビニはもとより、スーパーマーケットもデパートも、お正月から営業。
多くのお店が年末もギリギリまで営業しています。
当然、そこで働いている人たちは、普段と変わらずお仕事モードのままに、大晦日とお正月を迎えます。
「そんな慌しさが、街全体に伝わっていて、昔の静かなお正月と全然違う。」
とイゴールは言います。

私も、そうだなあ、と思います。
元旦の朝、窓を開けたときのあの静かな静かな空気は、あまり感じられなくなったような。
ちょっといつもより静かかな、くらいで。

年中無休のお店も多いしね。
お店が少し休んでいても、そんなに誰も困らないし、お正月くらい早じまいしてもいいよ、
て言ってあげたくなったりして。

普段から働き過ぎの国ですから、
お正月くらいはみんなが一度立ち止まって、静かに過ごしてもいいのにね。

いろんな事が変わって行くのは仕方がないけど、
日本のすばらしいお正月、なくなってほしくないですね。

お正月

頑固オヤジのひとりごと

良いお年を!

「良いお年を!」
クリスマスディナーあたりから、お客様が帰られるときに、イゴールがこう声をかけます。

ガイジンの口から聞くからなのか、ちょっと早いからか、
たいていのお客様はちょっとびっくりしたようなリアクションをされます。
そして、笑顔で「良いお年を!」と返してくださいます。

私は、このやりとりが大好きです。
1年が無事に終わりつつある安心感と、
来年も良い年がやってきそうな予感と、
笑顔を交し合うことの幸福感と、
そんなよい気分が一緒になってわいてきます。

そして暮れも押し迫ってくると、
お客様はもちろん、
買い物に行った先ではレジの人に、
ふと言葉を交わしたガードマンさんにも、
出会った人、言葉を交わした人、みんなに
「良いお年を!」と、イゴールは声をかけます。

さすがに暮れになると、たいていの人は落ち着いた様子で
「良いお年を!」と返してくださいます。
買い物に行った先の店員さんなどは、
あ、そうか、というような様子で一旦手を止めて、笑顔で「良いお年を!」と言ってくださいます。
若い店員さんには、笑われることもあるようですが、
それでも、イゴールはみんなに「良いお年を!」と声をかけます。

そんな様子を見ていると、
私も含めて、日本人が忘れかけている日本の良き言葉の大切さを
改めてイゴールに教えてもらっているような気がしてきます。

今年もあとわずか。
お世話になったすべての人に、お客様に、
悲しいことが多かったひとにも、幸せいっぱいな人にも、
インターネットでピカポロンツァとつながってくださったすべての人に、大きな声で伝えたいです。

「良いお年を!」

今年も一年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

ダンボ

頑固オヤジのひとりごと

麦の色、パンの味

「お米が実った田んぼの景色は、とってもきれい。でも、麦畑の色にはかなわない。」

もうすっかり稲刈りも終わりましたが、稲刈り前の稲穂が実った田んぼを見るとき、毎年イゴールはこういいます。

「確かにお米もきれいや。まちがいない。すごく繊細できれい。
だけどねえ、麦はちがうねん。
もっと、濃い濃い茶色で、僕には、その色がたまらん。わかる?
田んぼは、うすい黄色ていうか、金色でしょ。すごくきれいだけど、
やっぱりあの、麦の濃い茶色が広がる景色が、僕にはたまらんねん。
思い出すだけで何とも言えない気持ちになる。」

イゴールは稲の実った田んぼを見て、黄金色に輝く小麦畑を思い出すようです。
そうなんですね。
長年、外国に暮らしていてもやはり、生まれ育った場所の食文化というものは、
味だけでなく、心情に訴えてくる何かがあるんですね。
食材のバックグラウンドとなる畑の風景までもひっくるめて、
心と体の奥底に根をはって息づいているもんなのですね。

そして、この言葉を聞くたびに私は、
だからイゴールの作るパンはこんなにおいしいのかな、と思ったりしています。
ノウハウだけではなく、小麦への愛。
ひいては、パンへの愛。

パンを発酵させるときも、オーブンに入れるときも、
赤ちゃんを抱っこするときみたいに、大事に、やさしく、
話しかけんばかりに(時折は、実際に話しかけている)、愛情深く扱っていますから。

そんな愛が、味に表れないはずはない、と私は信じています。
だから、パン職人さんのパンにも負けないおいしいパンが焼けるのだとおもいます。

こむぎ

頑固オヤジのひとりごと

京都で一番庶民的な店

大学生の頃によくお世話になっていた食堂へ久しぶりに行った。
国際学生の家という寮のすぐそばにある「丸二食道」という店。

頑固オヤジのひとりごと

スロヴェニア料理店が日本に一軒しかない理由

スロヴェニア料理店という看板を上げて店を開くような馬鹿は、おそらく私しかいないでしょう。

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