成人の日、京都は良いお天気にめぐまれました。新成人の皆さま、そのご家族の皆さま、おめでとうございます。
うちの息子も本日、成人の日を迎えました。
開店当初は、お母さ~ん、とお店を覗きに来ていた小さな息子も、すっかり大きくなりました。
昔なじみのお客様などは今でも、かわいかった息子さんどうしたはるの?と声をかけてくださいます。
上の娘もそうですが、本当に皆さまに支えていただき、子育てしながら店を続けることができました。
子供がうろうろしてもやさしく見守ってくださったお客様、当時のスタッフさんたちにもいっぱい助けてもらいました。
おんぶをして手作り市に出店したり、デパートでの打ち合わせに子連れで行ったこともありましたっけ。
いつもまわりの人があたたかく手を貸してくださいました。
本当に、ありがとうございました。
振り返ると、大変な時期もありましたが、今では笑って話せる良い思い出ばかりです。
もし今、子育て中でお仕事との両立に悩んでおられるお母さんやお父さんがおられたら、子供さん優先でいいんじゃないですか、て言いたいです。
お仕事はまだ後から取り返せると思います。
でも、子供時代は帰ってきません。
大変なときは周りの人に助けを求めて、迷ったときには子供優先、それでいいと思います。
その方が、後に余裕ができたとにき、その分のお仕事を取り戻したり、困っている人にやさしくしたりできるんじゃないかと。
私たちもお店を急に休んだり、長い連休をもらったりと、わがままさせてもらいましたが(今でも、という噂も・・・笑)、そうして良かったと心から思います。
今ごろ当の息子は、同級生たちと慣れない乾杯などをしながら、照れくさくも誇らしい気持ちで祝宴のテーブルについていることでしょう。まだまだこれからも、ハラハラして見守る場面が訪れるとは思いますが、まずは親も子も一区切りです。

今、ピカポロンツァの1Fカフェの奥には、洋服がズラリと並んでいますが、洋服屋さんになったわけではありません。

期間限定で、ヴィンテージ着物地で作った洋服の全品半額SALEを開催中です。

洋服はすべてReborn京都さんのもの。
Reborn京都さんとは、国際協力をしながら着物地の洋服を製造、販売しているNPO法人です。
日本で集めた着物地を、ラオス、ルワンダなどで洋服に加工して、日本で販売しています。
現地に設備を作り、若者たちを教育し、そこで作った製品を日本に持ち帰って販売するという仕組みで動いています。
ここに並んでいる洋服の一つ一つが、ラオスやルワンダの若者たちの生活を支え、明日への道を開いてくれるのだと思うと、ちょっと感動しませんか?

でもどうして、ピカポロンツァでReborn京都さんの洋服を販売しているのかな、と疑問に思われるかもしれませんね。
実は私の母が、以前にこのReborn京都さんの要請を受け、ラオスに洋服縫製の実技指導に行っていたというご縁からなのです。
知らなかったなー。こんなおしゃれな雑誌があったんですね。
ピカポロンツァに取材に来てくださることになり、初めて知りました。

中身も素敵~。楽しみです。

また報告しますね:)

嬉しいおことば頂きました。
祝日のランチタイム、小さなお子様をお連れのお客様から。
小さいお子さんが来られると、私も子育て時代を思い出して
あれやこれやと気になってしまいます。
ご家族にも、お子さんにも、出来る限り快適に過ごしていただきたいなあ、と思いながら、
小さな取り皿をご用意したり、退屈されたお子さんにおもちゃをお貸ししたりしています。
そしてお子さんの笑顔や、ご家族の幸せそうな表情を見て、
何かごほうびをもらったような嬉しい気持ちになるのです。
その日のお客様は、若いパパとママ、1歳のお嬢さんと、おじいちゃま、おばあちゃま。
お嬢さんを囲んで、みなさん笑顔いっぱいの楽しそうなお食事タイムでした。
お嬢さんのニコニコ明るい笑顔を、私もたくさんもらいました。
私のお辞儀を真似ながら、にこっと微笑みかけてくれる仕草もたまらなく可愛かったです。
そんなハッピーなお食事タイムが終わり、お見送りをするときに
「たくさん愛を頂いて、ありがとうございました」
と、ママが言ってくださったのです。
嬉しかったです。
もちろんいつでも、お客様の笑顔とお声かけが大きな大きな励みになっているのですが、
「愛」という言葉が、自分の今年のキーワードだと感じていたので、
一年の後半、少し疲れが出てきたこの時期時にダイレクトに「愛」という言葉を頂き、ズキュンときました。
そうや、やっぱり愛やな。
世の中、何事も「愛」の深さが決め手になっているような気がします。
いろいろな事情がひしめく世の中ですが、問題を解きほぐしてつきつめていくと、
結局は「愛」の有る無しが鍵になっているように思うのです。
自分も人に愛をあげることができたのかと思うと、
よし、これでだいじょうぶ。明日からもがんばれる。
という勇気がわいてきました。
お客様が喜んでくださると、こちらも喜びがわいてくるから不思議です。
人というのは、誰かの喜びを喜ぶことができる、という幸せな性質を持っているのですね。
いい子ちゃんのコメントみたいですが、
本当にそうですよね。
クリスマスから年末年始のこの季節は、特にそんなことを考えます。
、
その喜びを糧にして、もっと喜んでもらえるように精進いたいと思います。
本年も、いっぱい、いっぱい、ありがとうございました。
来年も、いっぱい、いっぱい、皆様の笑顔が見たいです。
どうぞ、いっぱい、いっぱい、お越しください。
良い新年が訪れますように・・・・